避妊の成功はアフターピル服用後の出血によって判断

アフターピルはモーニングアフターピルとも言われ、性交時何らかの原因で避妊ができなかったとき、その後の排卵を抑制したり、遅らせたりするなどして精子との受精を妨げる働きをする薬です。
成功率は80パーセント前後とされていますが、アフターピルは中絶とは異なり、受精卵が子宮に着床してから服用しても効果が無いので、なるべく早期に服用する必要があります。
避妊が成功したかどうかは、主に生理の有無で判断します。アフターピルを服用すると、通常の生理周期に関わらず、早い人では数日間で生理、つまり出血があります。
通常でも服用後3週間以内、もしくは月経の予定日と同じ時期に生理が始まるので、そこで避妊成功となります。
これを消退出血といいますが、受精卵を着床させるための子宮内膜を人工的に剥がして排出したものを言います。
ただし出血が避妊の成功によるものかどうかは、慎重な判断が必要になります。
子宮の入り口などにただれができた場合や性交で傷がついた場合なども出血は起こります。またもともと生理不順なため、生理周期などに関わらず不正出血がたびたび起こる人などは、アフターピルを飲んだための出血ではない可能性も考えられるため、注意が必要です。
また、出血が見られても、妊娠超初期に見られる着床によるものである可能性もあります。
妊娠によるものである場合、血の量はごく少量で、鮮血ではなく血の混じった赤いおりもの状であることが一般的といわれます。
このような少量の出血があった場合、アフターピル服用後であっても医師への相談が必要になります。
アフターピルはあくまでも緊急的な処置になります。医師の指示に従って服用し、経過観察も慎重に行うことが重要です。